みずラテ

牛乳と水を2対1で。

やる前からできないという3歳児

うちの娘の話です。

うちの娘の特徴として、結構な頻度で何か新しいことを一緒にやろうと言った時に「できない〜」と言ってやろうとしません。
例えばボールを蹴るといった動作であってもです。

「とっても簡単だよ〜」「楽しいよ〜」

と誘ってみても、楽しさを自分なりに演出してみても、

「できないよ〜」

と言ってやろうとしません。別にめんどくさがっている感じではなく、本当に出来ないと思い込んでいる風です。

どうしたものかなー

と考えてネットで同じ悩みを持っている人の記事を読んでみるとこんなポジティブな捉え方をされている人がいました。

「出来ないと言えるのは頭が良いということ」


つまり、自分の今の能力と、ある動作に求められている能力を比較して、自分の能力が足りていないと判断できているとのこと。


なるほどと思いました。未知の動作に大して冷静に出来る出来ないの判断をしているということか。


例えば、

僕は泳げますし、垂直跳びとか、ケンケンパとかは難なくできます。これは自分が出来ると思っているし、実際に出来た経験があります。

でもバク転はやったことありません。自分で出来ないとも思っています。体をどう動かせば良いのか全くの未知が故、自分には出来ないと思っています。
でも、TikTokとかの動画でたまに1時間でバク転ができる動画みないなのが出てきます。ステップバイステップで少しずつ体の動かし方を体に覚えさせていって、最終的には本当にバク転が出来るようになっているというものです。

これと近いのかなと思い当たりました。

うちの娘は何をするにも、やったことがなくて未知の動作を何も考えず試してみることができず、まず頭で出来るできないの判断が先にきてしまうんじゃないかとお思います。ちょうど大人が新しい運動動作に躊躇するように。

僕にとっては簡単だと思える動作でも、娘にとってはバク転くらい難しいものと考えている。だってやったことないから。

順番を追って、自分が出来ると思える範囲で少しずつ出来ることを増やしていって初めて、それが出来ると思える。

とすると、これは時間がかかります。少しずつステップバイステップで出来ることを増やして上げて、できないと言っている動作のちょっと簡単な動作から一緒にやって、というのを根気よく続けていかなければならない。

躊躇なく挑戦できる性格の方が習得は早いと思います。世の中トライアンドエラーでしか上達しないことばかりですからね。


それでも

子供の特性がわかれば対応も考えようがあります。
できないと言っているのにも理由がある。大人目線では「なんで出来ないというの?」と思うことでも、子供目線では出来ないと思えることがある。こう考えるだけで、楽になる気がします。


とりあえずそう思ってもう少し観察してみます。

今日は以上です。